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運動中の怪我対策特集☆”成長痛を予防・緩和しよう”膝が原因じゃないの?育成年代に関わる保護者・指導者必見!

運動中の怪我対策特集☆”成長痛を予防・緩和しよう”膝が原因じゃないの?育成年代に関わる保護者・指導者必見!

今回の特集は成長期に多い怪我特集です。

◉膝のお皿の下が痛い・・・

◉歩くだけでかかとが痛い・・・

その他、なんだかよく分からない痛みが続く・・・そんな経験はありませんか?

育成年代の大事な時期に大好きなスポーツをすることが出来ないなんて見守る方も辛いですよね。

育成年代では身体と共にも成長します。自分の身体は自分が一番知っていなくてはいけません。

技術面だけではなく様々な側面からサポートを心がけましょう。

トレーナー

成長痛ってなに?

成長期の骨格には活発に骨を成長させる状態になっています。

成長期には骨の長さの活発な成長の結果、筋肉が相対的にその成長に追いつかず柔軟性の低下が発生する。筋肉の柔軟性の低下は身体の動きを堅くするだけでなく、骨の成長とも関係し、繰り返し負荷が加わることで骨に損傷を与えてしまう。

成長痛を抑えるには身体の柔らかさはとても大切なのです。是非とも、ストレッチの重要性を知って頂きたい。

ストレッチにはこんな効果が!?の記事はこちらから!

オスグッド病って?

症状

脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛がります。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。

休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。発育期のスポーツ少年に起こりやすいのが特徴です。

原因

10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎると、発生します。

大腿四頭筋(太ももの前)の力は膝のお皿を経由して膝を伸ばす力として働きます。膝を伸ばす力の繰り返しにより大腿四頭筋が付いている膝下の骨を牽引するために過剰な負荷がかかり、まだ発達途中である骨を剥離させてしまうことで生じます。

 

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こんなストレッチをしてみよう!

太ももの硬さの原因に実は姿勢も関係します。

お子さんが勉強をしているときやゲームをしているときの姿勢を見てあげてください。

骨盤が後ろに倒れている!

太ももの前を硬くさせやすい姿勢とは骨盤が後ろに倒れている状態です。骨盤とは腰にある骨のことで背骨の土台や脚の付け根の部分です。

骨盤には太ももの前側の筋肉が付いていて骨盤が後ろに倒れると筋肉が引っ張られパンパンに張ってきます。(図:右)この姿勢が続くと膝にもストレスが加わり痛みを発生させる原因にもなります。

骨盤後傾とQuadの関係

実際にこの姿勢で立つことを試してみてください。この状態で走り回るのは身体のいたるところに自分でムチを打っているのと同じではないでしょうか?

キャット&ドッグ

本来、背骨はカーブを描くように曲がっています。背骨は身体を動かすための大切な骨です。

そして骨盤とも繋がっているので姿勢とも密接な関係にあります。スムーズに身体の動きが獲得できるストレッチをご紹介します。

キャット

キャットandドッグ

 

ドッグ

キャット&ドッグ.

①手を肩の真下に、膝を股関節の真下にセットします(四つん這い)

②頭から徐々に背中を丸めていき、背中で円を描くイメージで行います(キャット)

③骨盤から徐々に胸を張るように背中にU字カーブを描くように行います。(ドッグ)

④この流れを15秒×5セットほど繰り返します。


 

痛みがある場合は中止してください。

ドッグの際は腰を反りすぎないようにしましょう。

息を止めずに、呼吸をしながら実施してください。

ストレッチは禁止!?

太ももの前側の筋肉が硬いからオスグッドになるんだ!というより、無理な姿勢が続いた為に筋肉が硬くなって結果的にオスグッドになってしまった。という解釈でも良いと思います。

こんなストレッチがありますよね?

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オスグッドの痛みが強い時期から無理をしてストレッチする必要はありません。原因は膝だけでない可能性も十分に考えられるからです。

先ほどのキャット&ドッグなどの直接的に膝に関係しない場所にもアプローチをしてみたらいかがでしょうか?

練習後にはどうしたらいいの?

基本的にはアイシングと痛みが出ないストレッチを行いましょう。

氷はあるが袋がない場合、氷を1つ持ち動かしながら円を描くように氷で冷やしていきます。

アイスマッサージ

氷が溶けるまで行いましょう。持ちやすいように紙コップごと凍らせて使うときに上を切って患部に当てるやり方もあります。

育成に関わる方たちへ

・あの子は休んでばっかで練習をやりたくないだけだろう?

・スポーツをしているんだから怪我は当たり前だ!

・少しぐらいガマンしてやらないと強くなれないぞ!

・足腰が弱いからじゃないか?もっと練習をキツくしないと!

こんな考えが少しでもあったらそれは違うと思います。

保護者、指導者、教育者である限り、本当の原因を追求してみてください。

自分の為でもあり、未来を担う子ども達のためでもあります。