若手トレーナー特集!!〜運動による健康づくりへ〜”パーソナルトレーナー”【佐藤有一氏】独自取材記事
いま若きトレーナーが立ち上がる
今回の特集は『パーソナルトレーナー』
最近ではTVや雑誌にも特集が組まれ、よく耳にする人もいるのではないだろうか。
そこで、我々はある1人の若者に密着した。
起こってからでは遅い 万全の準備を施すある1日に密着
この日、佐藤氏は皇居で行われるランニング大会に姿を現した。
パーソナルトレーナーといえばトレーニング器具が揃う屋内の施設で
お客さんとマンツーマンでレッスンを行うイメージが強いが、全員がそうでは無いと佐藤氏は語る。
事前準備の重要性と出場選手とのコミュニケーション
現地に到着した佐藤氏は、運営スタッフと経路の確認や緊急時の対応などのチェックに余念がない。
『何か起こった時の為の準備だが、起こってからでは遅い』
今回、大会での応急処置を担当する佐藤氏は、参加するランナーに対し
『本日の体調はいかがですか?』
『水分補給はスタートする前にもしてくださいね』
などと声をかけている姿が見えた。
幸い、この日は佐藤氏が応急処置をする場面は無く
『救護は暇な方がいいんです』と、最後に笑顔を見せ次の現場へ向かった。
応急処置の他、ウォーミングアップやランニング教室も行い
ランナーたちの競技力向上にも力を入れている。
頼るのは教科書ではなく自分の目のみ
この日、佐藤氏は幕張で開催される3on3というバスケットボールの試合にいた。
足首の不調を訴えてきた選手に対して問診、
検査をしてその場でのテーピング処置を行う。
佐藤氏の他に将来トレーナーを目指す専門学生が実習の一環としてサポートに入っていた。
同じ名前の怪我でも起こる現象が全く違う時がある。
それは”教科書には載っていない事”
その一瞬も見落とさないように心がけている。と語る佐藤氏、
その意思が学生達にも通じているのだろう。
学生たちの学ぶ目つきが違った。
大会終了後、佐藤氏は選手に入念にストレッチやアイシングの指導、
テーピングの巻き方を指導し、この日は終わった。
常に気配りを欠かさない好青年。
取材中も腰が痛いと訴えるスタッフに対して簡易的な施術をしてくれた。
最後に我々にこんな言葉を残してくれた。
『病気になったから運動しよう。ではないんです。
身体を動かしたい。楽しみたい。という意識づけ、環境づくりをしてくことも我々の
使命だと思います』
希望に満ち溢れている青年の挑戦は続く・・・
佐藤有一氏プロフィール
氏名:佐藤有一(さとう・ゆういち)
出身:千葉県香取市
職業:パーソナルトレーナー
主な活動場所:TIPNESS西葛西店(パーソナルトレーニング)
■江戸川区、お台場、横浜などで開催されるランニング大会サポート
(救護班、ウォーミングアップ、ランニング教室担当)
問合せ先:sato.1994.shstc.w.w.j.d@gmail.com
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