運動中の怪我予防特集☆”こむら返り”対策はこれでバッチリ！！育成年代の子を持つ保護者・指導者必見！！

今回はスポーツ中に起こりうる外傷の『こむら返り』ついて、

パーソナルトレーナーの佐藤有一氏の協力のもと原因と対策を考えていきたい。

こむら返りってなに？

筋肉の痙攣（けいれん）と考えられ筋肉が硬くなり激痛が起こる状態をいう。

一般的には攣る（つる）ことを表す。

運動中に『足がつった、痛い痛い』と、言ってうなだれる光景を見たことはないだろうか。

そして多くはふくらはぎの腓腹筋（ひふくきん）に起こりやすいそうだ。

つま先立ちをした時にボコッと隆起する場所に当たる。

主な原因はこれだ！！！

・脱水による水分、塩分不足

・ふくらはぎの筋肉疲労

・ウォーミングアップ不足

・プールなどでの身体の冷え（血液循環障害）

・ビタミン・ミネラル不足

その他にも、運動不足や心的緊張、加齢による体力低下も原因として考えられるという。

夏に近づくに連れて水分補給が大事になってくるが、

ただ、水やお茶をキンキンに冷やしたものを飲むのではなく、

何を飲むかが非常に大切だ。

実際に足をつってしまった。

そんなときに誰でも出来る応急処置をご紹介しよう。

ふくらはぎの場合は、足首をゆっくり静かに反らしていく。

つった足を少し後ろに引き、かかとを地面につけたまま

腕で身体を支えながらゆっくり体重を前に移動していく。

この時に後ろに引いた足の膝は曲げないのが理想。

つってしまった足は後に筋肉痛を引き起こすので、

アイスパックや冷却スプレー、氷などを患部にあてる。

この処置があるだけでも筋肉痛を著しく軽減させる。

脱水の可能性もあるので水分、塩分、ミネラルウォーター、

カリウムが多く消化によい果物（バナナなど）を補給したい。

ウォーミングアップを十分に行う。

試合の前日からこまめな水分補給を意識すること。

試合中断、再開の前にも怠らずストレッチをすること。

ただの水だけではなく、スポーツドリンクと合わせて補給する。

筋肉の疲労から起こすため、運動後は必ずクーリングダウンを十分に行う。

スポーツ中の『こむら返り』の多くは生理的な反応であり医療機関での処置は必要ない。

ただし、頻繁に起こす時は疾病が潜んでいる可能性もあるので整形外科を受診しよう。

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